Design - デザイン・設計・施工

意味。

〜 ネオサポートの設計・施工 〜 内装設備は、収益を上げるための「武器」である。

言うまでもなく、お店づくりで最も大きな金額を投下しなければならないのが内装設備工事費です。
また一方で、経営者様が最も思い入れやこだわりがあって、誰の目にも見えて判りやすい部分でもあります。
最も大きな投資科目であると同時に造ってしまえば修正がきかないという点で、私たちはその意味を重く受け止め、何をどう考え判断すべきかという点を慎重に捉えています。

内装設備面において、現場でのご経験がある方なら真っ先に気になるのは“機能性”ではないでしょうか。
厨房機器の種別とその配置、ディッシュアップや洗い場のあり方、排気や空調の問題、通路幅などの動線、テーブルの大きさ、在庫などの収納スペースetc.。
物件や資金には必ず制約があり、100%満足する「機能性」を実現することは誰すらできません。しかし、そこは多様な規模・業態の飲食店を専門に経験してきた私たちのこと、制約をしっかりとカバーできる工夫をもって、お店を守りたいと思います。

私たちは、実設計に取り掛かる前の段階で、内装設備工事を「ディレクション」するための平面図を作成します。
「はい、こんなん出来ました!」と一方的に投げつけられる設計とは異なり、予算を睨みながら大切な心臓部から経営者様と造り上げることを意識しています。

但し、お店側の“機能性”ばかりを追い求めれば、お客様にとってあまり楽しくないお店にすらなってしまいますからデザインするということは重要です。
しかし、何でもとにかくデザインすればよいというものでもありません。“機能性”を考慮しながらも、コンセプトが伝わってくるような“空気”と、年月が経過しても“飽きずに愛される”シンプルな内外装づくり、そして、不必要に投資額が膨らまないよう魅せる部分と見せない部分をしっかりと区別し、メリハリのある設計を行います。

「武器」を誤って捉えると、設計・デザインは“収益”に悪影響を及ぼす危険性を併せ持っています。
お客様の居心地の良さや楽しさを損なうことなく、総合的なバランスを高次元で保った空間に仕上がってこそ本当の設計であり、それが設計・デザインにおける私たちのテーマです。